たとえ短期間でも、国民年金に払った保険料は決してムダになることはない。将来、受け取る「老齢基礎年金」は、払った年月数に応じて支払われる。つまり、失業期間が長引き、国民年金に加入していなければ、その分、もらえる金額は低くなる。きちんと手続きして失業中は国民年金に加入しておこう。
国民は全員、加入するのが義務だ。ただし海外に在住する人などはその加入が除外されている。ただ任意加入の制度もあるので、詳しくは窓口で尋ねてみよう。いちばんいけないのはその都度手続きをせずに放っておくこと。結局は、将来年金が受けられなくなったり、さかのぼって未払いの保険料を払うことになる。そうならないためにも面倒くさがらずに手続きをしておこう。
将来もらえる年金額は、支払った金額に応じて増減する。今、フリーターで余裕がないからといって国民年金に加入せずにいると、将来もらえる金額が少なくなってしまう可能性も。また、あまりにそれが長引くと、もらえる年金が「ゼロ」という可能性もある。年金は加入期間が最低25年なければ、受給資格がなくなるからだ。もし、今お金がなくて支払えないという人は、30歳未満であれば「若年者納付猶予制度」が利用できる。納付猶予期間は将来受け取る年金額には反映されないが、年金の受給資格期間に算入される。少なくとも「受給ゼロ」にならないように、手続きをしておくといいだろう。


























